心地よい、快適な環境というのはストレスから開放され、癒やされる、誰もが望むものです。
しかし、その環境は必ず誰かが陰で支えています。
本当に快適で心地い環境を最善と思うのなら、そうして支えてくれている人への配慮と気遣いを忘れてはいけないのです。
自分が得た心地よさは別の形でちゃんと返す。それにより支えてくれる人も、より一層良い環境を保ってくれる。
陰と陽の循環はこうしたところにも垣間見えます。
そして、どこかのタイミングでは自らが率先して陰で気遣う側にまわる。
心地よさが欲しいのなら、自らも少しの気遣いや苦労を背負うこと。
そういうTAOに愛される在り方は損なわれることなく豊かになる。
自分だけの快適さのために他者を支配するのではなく、
共に快適になれるように努力を分け合う。
人を集める力があり、自らの道を様々な人を巻き込みながら進んでいける人というのは、
その中の誰よりも気を遣い、全体を見ているものです。