人はね、操ろうとしては駄目なんです。
人はね、支配しようとしては駄目なんです。
多くの人は自信がないから、理解者を欲しがるものです。
多くの人は自信がないから、誰かに委ねたがるものです。
軽微なもの、些事はいいですよ。
でも、肝心要の”貴方が貴方である所以”を誰かに委ねてはいけない。
そこは死んでも手放してはいけない。
身が削がれて、骨すらも削られた後に残るものは、貴方が貴方である所以。
ただ、それだけです。
肉体の死はただの結果、魂の死は因果全ての否定なのです。
宗教的に近づく者をひとり残らず斬り伏せなければ、本当の神の存在は感じられないものです。