稽古には「先ず参加する」というスタンスがとても大事です。
「週に2~3回の稽古日があるので、とりあえず週1でいいかな?」という取り組む姿勢では成長速度がかなり遅くなります。
とはいえ、稽古参加率が低い生徒であっても成長の早い生徒もいます。
元々の素地というものもあるでしょうが、稽古の捉え方に差があることがほとんどです。
稽古場は食事をするところだといえます。
確り残さずに食べることも重要ですが「今日の料理(情報)の量は許容オーバーだ」と感じた時には「これだけは確りとお腹(頭)に入れておこう」とすること。
そして、大切なのは、その後のアクションで、確り咀嚼(どう説明されたか思い返し)し、確り消化(復習を)すること。
稽古を受けた後の、生徒側の行動が成長の鍵となります。
稽古回数は多い方が良いに越したことはありませんが、週に1回でもいいのです。
稽古の内容を確り自分の血肉にしようとすること。その意識が大切なのです。